2011年9月12日月曜日

病院にて

本日の予約患者数2003名

T市の大学病院には 毎日のようにこれだけの人々が訪れる、県北、県西、あるいは他県から。

エレベーターホールには様々な人がいる。ストレッチャーに乗せられた人、車椅子の人、点滴を

下げた人。小さい赤ちゃんを胸に抱いた若いおかあさん、、、ちょっと不安そう。  

私も 3Fの外来に向かった。

長い廊下には診察を待つ人達が、並んでいる。たいてい何人かは知った顔だ。

目と目でそっと挨拶をする、 調子どう?  なかなかねー。

同じ病気に悩んできたものどうし、暗黙の了解がある。

聞かなくたってわかる、みんな 優しくって、ちょっと淋しげに微笑んでいる。

でも 今日は思いがけず声をかけられた。

「元気そうじゃない!」  「うん、だいぶ良くなった」

「よかったね、、、、じゃあね、、、」   「ありがとう、、、おだいじにね。」

私は 返した。

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